
庭の作品 その10
これまで述べてきました守一の生き方は、守一の生きた時代1880(明治13)年から1977(昭和52)年とも関係があると思います。守一の次女で熊谷守一美術館主の榧氏がもの語り年譜の中で次のように語っています。「絵かきも従軍・・・
教室レポートこれまで述べてきました守一の生き方は、守一の生きた時代1880(明治13)年から1977(昭和52)年とも関係があると思います。守一の次女で熊谷守一美術館主の榧氏がもの語り年譜の中で次のように語っています。「絵かきも従軍・・・
教室レポート今回の展示作品ですが、奥の左右2作品は昨年12月に焚いた穴窯でのものです。特に左の虎は緋色がきれいで信楽の土の特徴をよく表しています。中央部分の緋色はその前に別の作品があり灰があまり掛かっていないからです。手前左の作品は・・・
教室レポート昨年に続き前年に会員さんが作られた作品の展示を1月の初めに行いました。今回は昨年からおいでになられている方々の作品です。初めて土を触られた3人の方ですが、円筒からスタートし角のある花瓶まで作られています。色々な成形方法が・・・
教室レポート何回にもわたり熊谷守一のことを書いてきましたが、守一のことをこれ程までに書いてきたのも、求龍堂発行の「熊谷守一画文集 ひとりたのしむ」を知人から戴いたことに始まり、その後探し物で立ち寄った書店で、本棚を目で追っているうち・・・
教室レポート前回は守一の絵に対する制作姿勢の一端を垣間見たわけですが、今回は絵というものがどのような意味を持つのか、もう少し根本的な問題について語っています。『庭の作品 その4』で既に書きましたが、別の言い方で「絵にもはやりがあって・・・
教室レポート守一の絵の捉え方についてもう少し触れておきましょう。「景色がありましょう。景色の中に生きもの、例えば牛でも何でも描いてあるとするのです。それが絵では何時でもそこに居るでせう。実際のものは、自然はそこにゐないでせう。その事・・・
教室レポートこのような状況下ですが、9月22日(水)から27日(月)まで岡アートギャラリーで個展をさせていただきます。ご無理をなされませんようにお願いします。
教室レポート熊谷守一の著書に「蒼蠅」というのがあります。あおばえと読むのですが、この名前を見た時シュールの小説とかならばありそうですが、何でこんなタイトルをつけたのかと思いました。光った蠅のことで、守一はこの字が好きでよく書いている・・・
教室レポート熊谷守一のお話をもう少し続けさせて頂きます。1909年守一29歳の時、第3回文展に「蠟燭(ローソク)」と題する、夜じっさいにローソクをともして自分の顔を描いた絵を出品していますが、これを湯澤三千男氏という当時帝大の書生さ・・・
教室レポート熊谷守一(前から敬称を略させて頂いています)の話ついでに、もう少し私が面白いと思ったエピソードを綴ってみます。守一がどのような人物なのか、今までご存じなかった方でもイメージが浮かんでくると思います。私が勤め出して数年経っ・・・
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