岡島光則 陶展の開催について
もう開催まで一週間を切りました。
岡山後楽園の北側に位置する岡ギャラリーで10月15日(水)より20日(月)まで個展を開催させて頂きます。今回は奥の部屋で、写真の作品を中心に会場構成を考えております。この作品は昨年初めて開催された「備前現代陶芸ビエンナーレ」で審査員特別賞を戴きました。「雷神」というタイトルを付けていますが、この名前は俵屋宗達の「風神雷神図屏風」に由来し、当然「風神」という作品もあります。形と焼成の違いによる色合いが対照的です。「風神」はまた機会がありましたらご覧頂きたいと思います。入り口を入った部屋は全て色釉の作品でと思っていたのですが、色釉を十分生かし切る形体を現在も模索中です。「自然に任せる」という姿勢とも関わってくるのですが、「創作する」という働きがどのような形で現れるのか、楽しみに待っています。ご高覧頂ければ幸いです。
