教室作品展(2022) その2
今回の展示作品ですが、奥の左右2作品は昨年12月に焚いた穴窯でのものです。特に左の虎は緋色がきれいで信楽の土の特徴をよく表しています。中央部分の緋色はその前に別の作品があり灰があまり掛かっていないからです。手前左の作品は半磁器で、青色をした呉須というもので描かれたドット模様で覆われています。それ以外の作品は刷毛目という技法で、白い泥を刷毛で塗っています。手前と奥の中央の作品は刷毛を規則的に操り装飾的な模様にしています。釉薬は手前のものが透明釉で生地や白化粧の色がはっきり見え、奥中央は緑色の織部釉というものです。